キリバス共和国

キリバス共和国

キリバス共和国、通称キリバスは、太平洋上に位置するギルバート諸島、フェニックス諸島、そしてライン諸島の一部等を領土とする国家で、イギリス連邦加盟国である。フェニックス諸島…聖闘士星矢を思い出しました。キリバスは33の環礁からなり、赤道付近に350万km2にもわたって散らばっている。無茶苦茶な設定です。世界第3位に相当する排他的経済水域を有しています。陸地が少ないので、領海や接続水域も少ないらしく、含めると15位に入らないそうです。世界で最も早く日付が変わる国です。

僕ははじめて聞いた国名なのですが、正式名称は、Republic of Kiribati で、キリバス語での発音は「キリバシ」または「キリバス」のように聞こえます。日本語の表記はキリバス共和国となります。国名は1788年、クルーゼンシュテルンらが島を発見したイギリス水夫トマス・ギルバートにちなんで名付けた。キリバス語はg音やl音を欠き、英語読みの Gilbert が転じてキリバスとなりました。

19世紀以前に先住民は、約2000年前西方からカヌーに乗ってやってきたミクロネシア系の人々というのが通説で、最初に来航したヨーロッパ人はスペイン人航海家で、1537年にクリスマス島(現キリティマティ島)を望見した。1777年にはイギリス人のジェイムズ・クックが来島し、19世紀初めからヨーロッパ人による経済活動が始まり、今に至ります。比較的に新しい歴史です。