南アフリカ共和国

南アフリカ共和国

南アフリカ共和国(Republic of South Africa)、南アフリカは、アフリカ大陸最南部に位置している共和制国家。北を除く三方向は海で、東がインド洋、西が大西洋、南インド洋を領有しています。イギリス連邦加盟国で首都機能をプレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)に分散しています。ケープタウンは2013年のフランスと南アフリカ合作のクライム映画がオーランド・ブルームとフォレスト・ウィテカー主演で公開されました。

黒人、白人、インド系などが暮らす多人種・多民族国家で、かつては白人が有色人種を差別・支配するアパルトヘイト政策がとられていた地域です。また、ケープタウンと日本の繋がりは江戸時代に遡り、鎖国期に江戸幕府の貿易許可国の1つオランダは、現在の南アフリカの大部分を「ケープ植民地」として統治していました。当時のケープ植民地は長い航海における補給地として栄え、自然と世界の交易品が集積する場所でした。ヨーロッパでは陶磁器製法が発見されておらず、日本から大量の「伊万里焼」がオランダ船等により国外へ輸出され、中継地のケープタウンにも卸され、ケープキャッスルの William Fehr Collectionに現在も展示されているそうです。

宇宙事業スペースX創業者、電気自動車企業テスラの共同創設者であるイーロン・マスク(Elon Musk)は、イギリス人とアメリカ人をルーツに持つ南アフリカ人の技術者・実業家の父親とカナダ生まれ南アフリカ育ちでモデル・栄養士の母親との間に南アフリカで生まれ、南アフリカにルーツを持っています。

ケープタウン

南アフリカ名物バニーチャオ

バニーチャオは南アフリカに移住した、インド人長期契約労働者の中で誕生した料理です。南アフリカのパンを使ってインドのカレーを注いだパンです。